疲れの正体とは?
「林修の今でしょ!?講座」2016年5月3日(火)19:00~放送
梶本先生による疲れの最新科学からの情報をまとめてみました
乳酸が溜まっているから疲労を感じている訳ではなく、実は脳が疲れている
脳の中で無意識に働き、体の隅々に指令を出している自律神経が弱ると、疲労を感じてしまう
自律神経に疲労が溜まると、重大な病気になり得る
血圧、血糖値、血液量が調節できず、高血圧、心筋梗塞、脳卒中などを引き起す可能性が高まる
自律神経の疲れチェックテスト
①最近、暑がり、または寒がりになって来た
②最近、目がしょぼしょぼする
③最近、立っているとすぐ壁にもたれてしまう
④最近、家族の観ているテレビの音が大きい、もしくは小さいと感じる
⑤最近、夜になると浮腫みを感じる
⑥最近、目覚まし時計をかけても起きれない時がある
↑3つ以上当てはまった人は要注意
疲れの溜めてしまう原因
①PCやスマフォを長時間使用すると、多くの文字や情報を処理をしようと自律神経に負担
②ながら食べをすると消化&吸収をし続けるので自律神経に負担
③冷暖房による寒暖差によって体温調節する必要があり自律神経に負担
汗をかくと温度を下げようと自律神経に負担
自律神経が弱ると体温調節が出来なくなり冷え性になる
疲れを解消するための方法
①食物成分
疲れ解消に有効な成分:イミダゾールジペプチド(抗酸化物質)を含んだ鶏の胸肉を100g
2週間以上毎日摂取(熱に強いので様々な調理法可能)
食事のタイミング
寝る3時間前までに夕食を済ませる、
寝ている間も消化&吸収を続けていると、消化管も自律神経も休めず、質の良い睡眠ができない
脂っこいものを避けて、消化の良いものを摂取
②入浴法
お風呂の温度は39℃がBEST
42℃の熱いお風呂では体温を下げようとして汗をかき、自律神経に負担(熱いサウナも同様)
③睡眠 最大のポイント
寝る2時間前から部屋の灯りをオレンジ色にする 夕焼け色をみる事で体が寝る準備を始める
睡眠を妨げる最大の敵はイビキ:気道が狭くなっている為、酸素を取り込もうと自律神経に負担
イビキ改善方法:横向きで抱き枕を使って寝るとイビキが減る
舌が重力の影響を受けづらくなり気道確保
普段イビキをかかない人も、自律神経が疲労していると、舌の筋肉のコントロールが効かなくなり
イビキをかく(お酒を飲むと自律神経が麻痺するので、同様)